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人として

*母性

 とんでもなく強いですね、私の母性って。自分で言うのは妙かもしれませんが、友人・知人からもよく言われます。「人が好き」というのはもちろんなんですが、父性のように厳しく「崖から突き落として這い上がってくるのを見守る」はとてもできず、つい手を差し伸べたり、こっそり隠れて道筋を作ってあげたりしてしまいます。だから、人や物事を見放すことはとことん苦手です。
 男性社会の中で、「仕事をするなら女性も戦士に!」を求められていた時代が続いていました。男女雇用均等法などにより、それぞれの性の持つ特性が違うにもかかわらず「平等」であることが良しとされています。本当は、それぞれの良さを十分に活用できる「公平」がベストなのにな。。。
 「攻撃は最大の防御なり」と言われますが、戦士となって競争相手を打ち負かすことから得られるのは、自分の地位や立場の死守だけ。心を開き、周囲をも味方にしてしまう手法のほうが、21世紀のビジネスにおいては大切なのではないでしょうか。
 それには、どんな強靭な武器より母性が一番だと思っている私です。彼女や奥さんはライバルにもなりえますが、母は敵にはなりませんからね。
 ・・・っと、この話をしだすと本一冊分くらい書いてしまいそうですから、この辺で。(笑)

*母として

'97年の懐かしい写真(笑)  母性は強いのですが、実際に自分の子どもたちの母としては・・・。(苦笑)
 生を受けた子どもを育てていくことは、タイミングを外すと経験できないもの。ですから、二人を続けて産み、連続3年間の育児休職を取得しました。三歳神話が頭を掠めなかったと言えばウソになりますが、とにかく、息子が3歳までは自分の手で育ててみたかったんです。ご近所づきあいも、公園ママも、児童館通いも、一通りやりました。アトピーにしない食とか、子どもに疎外感を与えない危険防止ゲートとか、希望保育園入園へのコツとか、とにかく毎日毎日が工夫の連続でとても楽しい時間を過ごしました。
 ですが、復職してからの母親業は十分満足してもらえるものではなく、自己採点すれば「各科すれすれアウトの落第点」です。合格なのは、コミュニケーションくらいかも。
 長男の中学はお弁当。夜中まで仕事をしていようが、徹夜をしようが、ちゃんと作り続けています。娘の遠足には、友達に大好評の玉子焼きを4人分作ってあげたりもします。テラスにテーブルを出して遅くまでゲームに興じたり、一緒に映画に行って涙したり、こういった、ちょっとした「追試」的な部分で、「ま、しょーがない、及第点をあげよっかなぁ~」となっているのではないでしょうか。

*娘として

 長女です。妹が一人の二人姉妹。でも、父にとっては息子のような娘でした。母にとっては「ひたすら心配な」娘だったでしょうけれど。(笑)
 電気機器や機械が全くダメな父に代わって、家電製品のトラブルからオーディオの配線、こわれたオモチャの分解修理まで、一手に私がやっていました。とんでもなくおてんばで、生傷の絶えない子でもありました。まるで男の子のいる家のようですね。
 父はよく(それも小学生の頃から)勤務先の行事に私を連れて行ってくれました。幼い頃から父の周囲に集まる方々とのコミュニケーションを実体験してきたことが、今の私を作ってくれているのだろうと思うと、感謝してもしきれません。
 家での父とは違う「仕事をする男のカッコよさ」から、ものすごく多くのことを学びました。そして、体を壊して介護が必要になってからも「カッコよさ」こそ姿を消しましたが、たくさんの学びを私に与えてくれました。子育てだけではなく、介護という生活者視点を持てるようになったのも、父のおかげなんですね。

*一番上

 長女というだけではなく、初孫です。親戚一同には幼い頃より寵児のように可愛がられて育ちました。でも、10人以上いるいとこたちのケアという暗黙の任務がありましたけれど。まるで、ちっちゃな保母さんでした。
 結婚し、夫のいとこたちも私より上が皆無だった時には「運命」を感じましたね。だって、会社でもOAに関しての経験は他の先輩社員と全く一緒で、あとは後輩ばかり。面倒見はいいものの、時としてお節介になることもあるのは、「一番上」グセが染み付いてしまっているからでしょうか。
 ところが、ごくごく親しい「飲み仲間たち」はちょっと上がいっぱい。無意識に「お兄ちゃん、お姉ちゃん」を求めているのかもしれません。可愛いところもあるでしょう?(爆)

*幼児教育

全14巻あったカルロシリーズ  リトミック教育が日本に持ち込まれた時の、実施幼稚園に通っていました。当時の経験が基盤となって、今の私の「育てる」に対する見方や考え方があるような気がします。モチロン、日本IBM初のエデュテイメント・ソフト「カルロシリーズ」のディレクションの際にも、大いに役に立ちましたよ。
 あ、それと、「何にでも興味を示して、はまるととことん調べまくる」のも当時の影響かもしれません。とにかく半端じゃありませんから。(^^;

*一夫一婦制の妙

 お断りしておきますが、別に「ハレム奨励者」でもないし、「法律改正を!」と言う気もありません。(爆)
 ただ、江戸時代以前のような夫婦関係も認められていたら、オトコはもっとパワフルで甲斐性に富んでいたでしょうし、オンナも常にキレイでおばさんっぽくならなかったのではないかなぁ~と、そんな風に思ったりもします。
 一対一の専属契約が、今の夫婦関係。ビジネスでもそうですが、危機感の薄い安心な関係になると、どうしても気が緩んでしまうものです。
 今でもオンナは甲斐性ナシのオトコにあまり寄り付きませんが、一夫多妻OKであれば数的にもっともっと切実になります。だから、世の男性陣の頑張り方も違ってくるのではないでしょうか。
 子どもを立派に育てることも夫人としての力量となれば、そりゃぁもう、張り切るでしょう。今のように、単に近所のお子さんと比べるのではない「オンナ同士の競争」がそこにあるわけですしね。当然、外見も魅力的にしていなければ!ともなるでしょうから、おばさん化現象も防げます。少子化対策にさえ効果がありそうな気もします。
  それに、倫理的な問題を無視して考えると、一夫一婦制って人を退化させる気がするんですけれど・・・。

正解のないものが好き

*歴史

 「その時流れていたのはどんな感情か」、「実際は裏で何が起こっていたか」、「誰がトリガーとなっての事件か」などというところから、歴史を追いかけるんです。ほんっと、好き。説がいくつも出てくると嬉しくなって、そこから、新説を自分でパズルしたり。「ベートーベンは自分が後世に名を残すことを知っていて、自分の人生を見事に演出した偉大な作曲家である」という論文で大学を卒業したくらいですから!
 中世ヨーロッパ政治を陰で操っていたとまでされる、高級娼婦に憧れました。タイムマシンでもあったら、王族さえも見劣りするほど外見も内面も優れた高級娼婦に成り代わりたいと、今でもそう思っています。『 英雄の影にオンナあり 』 ・・・歴史を深く掘り下げたほんの一握りの人だけが「彼の功績には彼女が必要だったのか!」と気づく、それがカッコイイ。
 ひねくれているのかもしれませんね、私の歴史の見方って。(苦笑)

*芸術

大好きだった旧・交詢ビル@銀座  音楽、美術、演劇、映画、etc... 何でも好きです。でも、リストの女性遍歴を追ったり、フロイト美学に興味を持ったり、ゲルニカのエピソードが好きだったり、サグラダファミリアの設計図を何時間も見てたり、歴史と一緒でやっぱり「ヘン」かも。
 弦楽器が弾ける人はマジに憧れますし、アールヌーボーの曲線美はたまりません。エンタシスの柱があったりする古いヨーロッパ様式の建物が残っていると「たとえ消防法にひっかかっても壊さないで!」と叫びたくなり、見事なショービジネスには涙してしまいます。
  ちなみに、ロックミュージカル「ヘアー」と1984年にリメイクされた「メトロポリス」(1925年/独)は、言葉も出なかったほどはまった映画です。
 

*宇宙

 アインシュタインの「相対性理論」が好き。ハッブルの「宇宙膨張説」も好き。古代と宇宙が結びつく神話の世界をこよなく愛しつつ、カール・セーガンの「COSMOS」や講談社の「ブルーバックス」を夢中になって読んだ、とにかく妙な女子高生でした。「機動戦士ガンダム」に間に合うように大慌てで下校をしたのもその頃でしたっけ。
 未知なるものが好きなのの究極が、これかもしれません。「∞(無限大)」の空間って、ゾクゾク&ワクワクしませんか?

*テクノロジー

 宇宙と同じくらい未知の可能性を抱えているのがコレ。「美学出身で歴史や芸術大好き人間が何故コンピューター?」と言われたりしましたが、つながりは「正解のないもの、未知数の可能性」なんです。
 これを操るのが「人」なんだということが、実は一番面白いのかもしれませんね。


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